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みやび内科・眼科クリニック

みやび内科・眼科クリニック診療受付時間
午前10:30~12:30 午後14:30~19:00
※火曜午後・木曜は往診のため休診 ※土・日・祝日診療

診療科目

眼科 内科

診療内容

【眼科】
●結膜炎・ものもらい
●眼アレルギー・花粉症
●ドライアイ・眼精疲労
●涙点プラグ
●眼鏡処方
●コンタクトレンズ処方
【内科】

●糖尿病・高血圧・痛風・呼吸器
アレルギー・消化器・
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●X線検査
●心電図検査

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ワクチン接種

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目の病気など眼科に関する情報です

べーチエット病 [17.01.01]

ベーチェット病

1) 概念
ベーチェット病は、原因不明で多臓器障害を起こす難治性の疾患です。
口腔粘膜の潰瘍、皮膚症状、眼のぶどう膜炎、外陰部潰瘍を主症状とし、急性炎症性発作を繰り返すという特徴があります。
ベーチェット病は、失明率が高く、20~40歳代に多く発症し、神経、血管、腸管を障害する特殊型もあり多彩な症状を呈します。
ベーチェット病の原因は不明ながら、遺伝的素因(HLA-B51など) と環境因子(病原性微生物など)が関与していると考えられています。

2) 症状
4つの主症状と5つの副症状があります。
主症状は
(1) 口腔粘膜の再発性潰瘍
境界明瞭で浅く痛みを伴う潰瘍で、唇、頬や歯ぐきに出現します。
ベーチェット病の初発症状のことが多く、出現確率は95%以上です。
潰瘍は、10日以内に後も残さず治る場合が多いですが、再発を繰り返すのが特徴です。
(2) 皮膚症状
下腿に好発する結節性紅斑(固く赤い皮疹)、皮下の血栓性静脈炎、顔面・首・背中などに見られる毛嚢炎様皮疹があります。
皮膚の刺激反応が亢進しており、カミソリまけを起こしやすく、又、採血などの際、血栓性静脈炎を起こしやすいです。
(3) 眼症状
両眼性に起こるぶどう膜炎が主体です。
前眼部に起こる場合と後眼部に起こる場合(眼底型)があります。
症状は、結膜充血、眼痛、視力低下、視野障害などです。
再発性前房蓄膿性虹彩炎(角膜の後ろの前房に膿がたまる炎症)はベーチェット病に特徴的です。
特に、若年発症の男性でHLA-B51陽性者は重篤化しやすいと言われています。
(4) 外陰部潰瘍
有痛性で境界明瞭な潰瘍で、男性では陰嚢、陰茎に、女性では大小陰唇に発生します。
特に、女性では、性周期に一致して増悪する場合が多いです。
副症状は
(1) 関節炎
四肢の大関節(股、膝、肘、肩関節)に多く、腫れ、痛み、発赤が見られます。
関節リウマチのような関節の破壊や変形は起こりません。
(2) 副睾丸炎
一過性、再発性の睾丸部の腫れと痛みです。
頻度は低いですが、ベーチェット病に特異的です。
(3) 消化器病変
腹痛、下血、下痢などを来します。
盲腸部に多発性の潰瘍を作ることが多いですが、食道から肛門部までの消化管全体に起こる可能性があります。
腸管穿孔や腸管出血などを起こせば、外科的治療の対象となります。
(4) 血管病変
静脈系、動脈系のいずれにも起こります。
静脈病変では、深部静脈血栓症です。
動脈病変では、血栓性閉塞や動脈瘤です。
特に肺動脈瘤は、致死的な喀血(大量の血を吐く)の原因となります。
(5) 中枢神経病変
ベーチェット病の症状の中で、最も遅く発症します。髄膜炎や脳炎などを起こす急性型と、認知症や神経症状を起こす慢性進行型があります。
慢性進行型は、治療抵抗性で、若年で認知症や性格変化を来し、社会的に問題となる場合があります。

3) 治療
ベーチェット病の治療は、生活指導と薬物治療です。
(1) 生活指導
充分な休養と保温、バランスのとれた食事、ストレスの軽減、口腔内の衛生管理、虫歯や歯肉炎の治療などです。
喫煙も増悪因子と考えられています。
(2) 薬物治療
(a) 眼症状;
虹彩毛様体炎などの前眼部病変に対しては、ステロイドの点眼薬や、炎症による虹彩の癒着防止(炎症により、虹彩と水晶体が癒着すると眼圧が上昇し、急性緑内障発作を起こす場合があります)のため散瞳薬を使用します。
網膜脈絡膜炎などの後眼部病変(眼底型)に対しては、ステロイドの眼内注射や全身投与を行います。改善が乏しい場合は、免疫抑制剤を行います。
(b) 皮膚粘膜症状;
ステロイド軟膏を塗布します。
内服は、免疫抑制剤を使用します。
口腔内や病変部位を清潔に保つことが重要です。
(c) 関節炎;
(d) 血管病変;
(e) 腸管病変;
(c)~(e)は、ステロイド薬と免疫抑制剤を併用します。
(f) 中枢神経病変;
ステロイドパルス療法(大量のステロイドを点滴静注)と免疫抑制剤の投与を行います。
急性型は、ステロイドに反応し改善しますが、一部は急性発作を繰り返し慢性型へ移行します。

4) 予後
眼症状や特殊型が無い場合は、慢性的に繰り返し症状の出現を見るものの、予後は決して悪くありません。
眼症状があり、特に眼底型は予後不良で、発症後2年以内に視力が0.1以下になる率は約40%と言われていましたが、免疫抑制剤導入後、約20%まで改善しています。
血管病変、腸管病変、中枢神経病変を伴う特殊型ベーチェット病では、様々な後遺症を残すことが多いです。

「あっ!最近、口内炎が良くできるぞ。眼がかすんで痛むぞ。皮膚に硬い発疹があるぞ。カミソリまけするぞ。外陰部に潰瘍ができたぞ。」と思ったら、ベーチェット病かもしれません。是非、ご相談ください。
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