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みやび内科・眼科クリニック

みやび内科・眼科クリニック診療受付時間
午前10:30~12:30 午後14:30~19:00
※火曜午後・木曜は往診のため休診 ※土・日・祝日診療

診療科目

眼科 内科

診療内容

【眼科】
●結膜炎・ものもらい
●眼アレルギー・花粉症
●ドライアイ・眼精疲労
●涙点プラグ
●眼鏡処方
●コンタクトレンズ処方
【内科】

●糖尿病・高血圧・痛風・呼吸器
アレルギー・消化器・
甲状腺など

●X線検査
●心電図検査

●インフルエンザほか
ワクチン接種

●健康診断(企業・高齢者)
●往診(在宅診療)

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内科に関する情報です

尿失禁 [16.02.29]

尿失禁

1) 概念
尿失禁は、「不意の尿漏れ」と定義されており、以下の7つに分類されています。
(1) 腹圧性尿失禁
(2) 切迫性尿失禁
(3) 混合性尿失禁
(4) 遺尿症、夜尿症
(5) 持続性尿失禁
(6) 機能性尿失禁
(7) 溢流性尿失禁
なお、過活動膀胱とは、「尿意切迫感を必須とした症候群で、頻尿、夜間頻尿を伴うもの」
と定義されており、失禁する場合を切迫性尿失禁と言います。
40歳以上の人口当たりの過活動膀胱の頻度は、12.4%で、そのうちの約半数が、切迫性尿失禁です。性差はないものの、我が国では、やや男性に多いです。
(1) 腹圧性尿失禁とは、腹圧が急に上昇するような動作、例えば、咳、いきみ、笑い、座位から急に立ち上がったり、重い物を持ち上げたりする際に、尿が漏れることです。
ほとんどは、女性に見られ、男性では、前立腺手術後などに見られます。
膀胱尿道の支持組織や骨盤底筋群が、分娩時の外傷、閉経、加齢に伴う尿道粘膜の萎縮(女性ホルモンに低下による)などにより尿道の閉鎖機能が損なわれることが原因です。
(2) 切迫性尿失禁とは、尿意切迫感と同時または、直後に、不意に尿が漏れる場合をいいます。
原因は、排尿筋の過活動性収縮です。
脳梗塞や神経因性膀胱などや、前立腺肥大症でも見られます。
(3) 混合性尿失禁とは、腹圧性と切迫性尿失禁が同時に見られるものをいいます。
(4) 遺尿症とは、不随意の尿漏れを、夜尿症とは、睡眠時に起こる尿漏れをいいます。
(5) 持続性尿失禁とは、持続的に尿失禁することで、尿管異所開口や膀胱膣瘻などで起こります。
(6) 機能性尿失禁とは、運動障害(運動麻痺、パーキンソン症候群、骨折や関節痛などのためにトイレに行くのが間に合わない、排尿姿勢が取れない、衣服を脱げないなど)や、認知症による見当識障害、理解力、注意力の低下により、失禁したり、トイレ以外の場所で排尿したりします。
(7) 溢流性尿失禁とは、尿閉などで膀胱内に大量の尿が貯まっている場合に尿は溢れ出てくることをいいます。
原因は、神経因性膀胱や前立腺肥大症、薬物の副作用などがあります。

2)診断
下部尿路症状の評価をすることが重要です。
蓄尿症状(頻尿、夜間頻尿、尿意切迫感、尿失禁)
排尿症状(尿流低下、尿線散乱、尿線中断、排尿遷延、腹圧排尿、終末滴下など)
排尿後症状(残尿感、排尿後尿滴下など)です。
(1) 症状スコア―
以下に示す、過活動膀胱症状質問票に応じて評価します。
質問           症状             点数            
 1 朝起きてから寝るまでに、何回くらい排尿しましたか   0 7回以下
                             1  8~14回
                             2  15回以上
 2 夜寝てから朝起きるまでに、何回トイレに起きましたか  0 0回
                             1  1回
                             2  2回
                             3  3回以上
 3 急に尿がしたくなり、我慢できないことがありましたか  0 なし
                             1  週1回以下
                             2  週に1回以上
                             3  週に1回くらい
                             4  1日に2~4回
                             5  1日に5回以上
 4 急に尿がしたくなり、尿が漏れたことがありますか    0  なし
                             1  週に1回以下
                             2  週に1回以上
                             3  週に1回くらい
                             4  1日に2~4回
                             5  1日に5回以上
※質問3の尿意切迫感スコア―が、2点以上で、さらに、合計スコア―が、3点以上で過活動膀胱とします。
 5点以下が軽症。6~11点が中等度。12点以上が重症です。
または、以下の、尿失禁質問票も使用します。
1、 どれくらいの頻度で尿がもれますか?
0 なし
1 週に1回以下
2 週に2~3回
3 1日に1回
4 1日に数回
5 常に
2、 どれくらいの尿漏れがありますか?
0 なし
2 少量
4 中等度
6 多量
3、 全体として、あなたの毎日の生活は、尿漏れのためにどれくらい損なわれていますか?
0(まったくない)~10(非常に)
4、 どんな時尿がもれますか?
・なし
・トイレにたどり着く前に漏れる
・咳やくしゃみをしたときに漏れる
・眠っている間に漏れる
・体を動かしているときや運動しているときに漏れる
・排尿を終えて服を着たときに漏れる
・常に漏れている

(2) 排尿日誌
排尿の状況、具体的には、排尿回数、尿意切迫感の有無、尿失禁回数、失禁量、日中の排尿回数、夜間の排尿回数などを日誌に記録してもらうことです。

(3) 残尿測定
特に、高齢者や前立腺肥大などがある方では、残尿が見られたり、治療により排尿障害が悪化することもあるため、腹部超音波(エコー)を使って残尿を測定することは重要です。

3) 鑑別診断
 検尿により、血尿や膿尿の有無にて、尿路感染症の鑑別を行います。
 前立腺特異的抗原(PSA)の測定にて、前立腺がんの鑑別を行います。
 心因性の場合は、排尿日誌にて鑑別します。
4) 管理及び治療
(1) 行動療法
 尿失禁の行動療法には、生活指導、計画療法、理学療法があります。
○生活指導;尿失禁の原因として、肥満、過度の運動、喫煙、食事、飲水、便秘、姿勢などがあり、これらの改善に努めます。
(2)計画療法
 膀胱訓練法;排尿をなるべく我慢して、すこしずつ(5~10分)その間隔を伸ばしていく方法。
 定時排尿法;一定の排尿間隔(通常1~2時間)で排尿する方法
 習慣排尿法;自身の排尿習慣に合わせて、失禁する前に予防的に排尿する方法
 促し排尿法(排尿介助);排尿を促し、また、介助し排尿する方法
(2) 理学療法
 骨盤底筋群体操;骨盤底筋群の収縮は、反射的に、膀胱の排尿筋の収縮を抑制するため、切迫性尿失禁を改善させる効果があります。
 電気・磁気刺激法;骨盤底筋群の収縮を促すため、尿失禁の改善に効果があります。一部、保険の適応もあります。
2) 薬物療法
3) 外科療法
行動療法と薬物療法が主体となりますが、無効や重症例では、手術を行います。

※尿失禁や過活動膀胱で悩んでいる方は大勢います。自分だけが特別ではありません。歳のせいとあきらめる、恥ずかしいからと受診されない方もおられますが、治療すると良くなる場合が多いので、是非、受診して下さい。
※骨盤底筋群体操などの理学療法は、最低でも、3ヶ月くらいは続ける必要があります。
※高齢者の場合は、家族や介助者による行動療法、排尿介助が必要です。排尿日誌を付け、計画的に治療を行っていきましょう。
※どのタイプの尿失禁でも、行動療法は重要です。さらに薬物療法を併用すれば、症状の改善を見る場合が多いです。

「あっ!最近、尿が漏れる。トイレが近い」などの症状があれば、尿失禁かもしれません。前述のように、治る可能性がある症状です。是非、受診され、ご相談ください。
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