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みやび内科・眼科クリニック

みやび内科・眼科クリニック診療受付時間
午前10:30~12:30 午後14:30~19:00
※火曜午後・木曜は往診のため休診 ※土・日・祝日診療

診療科目

眼科 内科

診療内容

【眼科】
●結膜炎・ものもらい
●眼アレルギー・花粉症
●ドライアイ・眼精疲労
●涙点プラグ
●眼鏡処方
●コンタクトレンズ処方
【内科】

●糖尿病・高血圧・痛風・呼吸器
アレルギー・消化器・
甲状腺など

●X線検査
●心電図検査

●インフルエンザほか
ワクチン接種

●健康診断(企業・高齢者)
●往診(在宅診療)

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内科に関する情報です

不眠症 [16.03.31]

不眠症

1) 定義
不眠症とは、睡眠時間の長短に関わらず、睡眠不足を感じ、昼間の眠気や、身体的あるいは、精神的症状が出現し、社会生活に支障を及ぼす状態と定義されています。
不眠の期間によって、一過性不眠(1週間以内)、短期不眠(1~3週間)、及び長期不眠(4週間以上)に分けられます。
また、不眠のタイプによって、入眠障害(なかなか眠りにつけない)、中途覚醒(途中で何度も目が覚める)、熟睡障害(眠りが浅い)、早朝覚醒(朝早く目が覚める)に分けられます。
不眠の原因は様々で、いくつかの要因が重複して関与している場合も少なくなく、原因となっている疾患や病因を明らかにすることが重要です。
不眠症の診断基準を以下に示します。
(1) 睡眠の質や維持に関する訴えがある。
(2) 訴えは、充分に眠れる環境において生じている。
(3) 以下に示す、日中の障害が最低1つ認められる。
・倦怠感(体がだるい)あるいは不定愁訴(なんとなくすっきりしない)がある
・集中力、注意力、記憶力の障害がある
・社会的機能の低下(仕事や家事がうまくやれない、時間がかかる)がある
・気分の障害あるいは焦燥感(イライラする)がある
・日中の眠気がある
・意欲がわかない
・仕事中、運転中のミスや事故の危険がある
・睡眠不足に伴う緊張(眠ってはいけないという緊張)、頭痛、消化器障害(便が緩い、お腹が痛いなど)がある
・睡眠に関する不安がある

2) 原因及び診断
不眠症の原因(5つのP)
(1) 生理学的原因(physiologicai)
ジェット時差(長距離の飛行機移動で時差がある)
交代制勤務(準夜勤、夜勤など)
短期間の入院(長時間の昼寝をしてしまうなど)
睡眠環境が不適切(騒音が激しい、寝る時間が不規則)
(2) 心理学的原因(psychological)
精神的ストレス
重篤な疾患による精神的ショック
生活状況の大きな変化(転職、引っ越しなど)

(3) 身体的原因(physical)
痛み、かゆみ、頻尿、呼吸困難などをもたらす身体的疾患
発熱を来す疾患
色々な腫瘍性疾患
血管障害(脳梗塞、脳出血、心筋梗塞など)
心臓の病気
消化器疾患(胃潰瘍、慢性下痢など)
内分泌・代謝疾患(糖尿病、甲状腺疾患など)
喘息などの呼吸器疾患
中枢神経性疾患(パーキンソン病など)
(4) 精神医学的原因(psychiatric)
アルコール依存症
不安神経症
恐慌性障害(パニック障害など)
うつ病
統合失調症
(5) 薬理学的原因(pharmacological)
アルコール
抗癌薬
降圧薬
H2受容体拮抗薬(胃薬の一部)
カフェイン
中枢神経作動薬
ステロイド薬
気管支拡張薬
甲状腺製剤
抗パーキンソン病薬
インターフェロン

(1) 生理学的不眠とは;
寝る時間や起きる時間が不規則、長時間の昼寝、外の騒音、睡眠を妨げる嗜好品の乱用、日中の運動不足などのため、眠るための体の準備や環境が整っていないことで起きます。
 また、時差ボケや交代制勤務などの生活リズムの急激な変化により不眠を生じる場合もあります。
(2) 心理学的不眠とは;
心理的要因や環境によって生じた不安が、慢性化、固定化し、眠れないことを気にし過ぎて、眠ろうと焦ることで、脳が活性化し余計眠れなくなります。さらには、睡眠に対して恐怖すら覚えてくることもあります。
神経症に見られる不眠と違うところは、眠れないことだけに意識が集中して精神症状を起こしており、不眠自体が解消すれば、精神症状は消失します。そこが、神経症の不眠と異なる点です。
(3) 精神・神経学的疾患に伴う不眠
うつ病、神経症や統合失調症など精神疾患では、発病初期や再燃期に不眠を伴うことが多いです。
特に、うつ病では、90%以上で、早朝覚醒や中途覚醒などの不眠を生じます。
また、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)や脳腫瘍でも、睡眠中枢や体内時計が障害され不眠を生じることがあります。
(4) 身体疾患に伴う不眠
睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢麻痺、ムズムズ足症候群、呼吸器疾患による咳、夜間頻尿、糖尿病などの内分泌疾患、椎間板ヘルニアよる腰痛や末期癌による疼痛、アトピー性皮膚炎、高齢者の皮膚搔痒症などがあります。
(5) 薬理学的不眠とは;
カフェインなどの中枢神経刺激作用がある薬剤以外にも、降圧薬、ステロイド薬、経口避妊薬、抗結核薬、抗炎症薬、抗癌薬やインターフェロンなどが不眠の原因となります。
また、睡眠薬や抗うつ薬を急に中止した場合も不眠を生じる場合があります。
アルコールは、耐性や依存性が起こりやすく、睡眠薬代わりに飲酒すると、中途覚醒や熟睡障害を来しやすいため、寝酒の習慣はやめましょう。

3) 治療
不眠治療の原則は、原因となる身体的疾患や精神的疾患の治療を行うことと、薬物使用の有無を確認することです。
さらに、睡眠環境や生活習慣(睡眠衛生)を確認し、指導することです。
薬物療法に基本は、日中の眠気や倦怠感が日常生活に重大な影響を及ぼしている場合には、積極的に薬物投与を行います。
現在認可されている睡眠導入薬は、耐性や依存性を生じにくく、また、大量に服用しても生命への危険性は極めて少なくなっています。
薬剤は、不眠のタイプ(入眠障害、中途覚醒、熟睡障害、早朝覚醒)に応じて使い分けます。
・長短時間作用型は、半減期(薬の効果が半減するのにかかる時間)が、2~4時間と短く、朝、薬の効果はほとんど残っていません。一過性不眠、短期不眠や入眠困難の方に最適です。
・短時間作用型は、半減期が、6~10時間で、長短時間作用型とほぼ同様の使い方をします。
・中間作用型は、半減期が、20~30時間で、中途覚醒や早朝覚醒タイプの不眠症に最適ですが、朝の覚醒時に、眠気、頭重感やふらつきを残す場合があります。
・長時間作用型は、半減期が、2~4日で、しかも、抗不安作用も強いため、精神疾患に見られる不眠に適応があります。
※高齢者では、薬剤の代謝や排せつ機能が低下しており、薬剤の蓄積が起こりやすいため、半減期の短いものを使用したほうがいいです。
※不眠症は、治療可能であり、薬物を使用しなくても、規則的な生活習慣や、日中、日光を浴びて運動することなどに心掛けるだけで、改善する場合が多いです。但し、生活習慣の改善が難しい場合や、生活改善を行っても不眠症が解消しない場合は、社会生活に悪影響をもたらしますので、積極的に薬物療法を行う必要があります。

「あっ!最近、寝つきが悪い。夜中によく目が覚める。朝早く目が覚める。日中眠い。体がだるい。」などがあったら、不眠症かもしれません。また、不眠症を引き起こしている病気が隠れているかもしれません。是非、ご相談ください。
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