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みやび内科・眼科クリニック

みやび内科・眼科クリニック診療受付時間
午前10:30~12:30 午後14:30~19:00
※火曜午後・木曜は往診のため休診 ※土・日・祝日診療

診療科目

眼科 内科

診療内容

【眼科】
●結膜炎・ものもらい
●眼アレルギー・花粉症
●ドライアイ・眼精疲労
●涙点プラグ
●眼鏡処方
●コンタクトレンズ処方
【内科】

●糖尿病・高血圧・痛風・呼吸器
アレルギー・消化器・
甲状腺など

●X線検査
●心電図検査

●インフルエンザほか
ワクチン接種

●健康診断(企業・高齢者)
●往診(在宅診療)

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内科に関する情報です

関節リウマチ [16.04.30]

関節リウマチ

1) 概念・定義
体のあちこちの関節に炎症が起こり、関節が腫れて痛む病気です。進行すると関節の変形や機能障害が起こります。
※以前は、慢性関節リウマチと言っていたのですが、英語の病名の中に慢性を意味する言葉が全く無いため、最近では関節リウマチの病名となっています。

2) 頻度・疫学
人口の0.4~0.5%、30歳代~50歳代で発病することが多く、女性が男性の約3倍かかりやすいです。

3)病因
完全に病気の原因は分かっていませんが、免疫系(細菌などの外敵から体を守るシステム)に異常があることは分かっています。従って、遺伝子の異常か、細菌やウイルスなどの微生物の影響か、その両者の組み合わせによるものではないかと考えられています。
免疫系に異常をきたすと、関節内の毛細血管が増え、血管内から関節の滑膜組織にリンパ球やマクロファージなどの白血球が増えます。これらの白血球から産生されるサイトカインと呼ばれる物質の作用により関節内に炎症が引き起こされ、関節の内面を覆っている滑膜細胞の増殖が起こり、痛みや腫れを起こし、関節液が貯まり、軟骨や骨の破壊が起こります。

4) 症状
関節リウマチの症状には、関節の症状と関節以外の症状があります。
手指(指先から2番目の関節)・足の指の関節に腫れと痛みが出現し、次第に、手首・肘・膝などの体の中心に近い大きな関節に進んでいきます。その経過は数週間から数ケ月の間に徐々に起こります。
 関節炎が進行すると、関節そのものが変性し軟骨や骨の破壊が起こり、最終的には関節の構造自体が破壊つくされ、骨と骨が直に接合した強直という状態となり、関節を全く動かすことができなくなります。
 この状態になると、炎症を起こす滑膜も完全に消失するため、痛みも感じなくなります。
最初は1つまたは少数の関節で起こりますが、徐々に左右対称に複数の関節で起こってきます。
関節の腫れは、関節液の貯留、関節の周囲の組織の炎症により滑膜が増殖、さらに変形することで起こります。
関節リウマチの特徴的な症状として、朝起きてから、手を握ることが困難で、こわばっており、使っていくうちに次第に動かせるようになります(朝のこわばり)。この症状が少なくとも1週間以上ある場合は、関節リウマチやほかのリウマチ性疾患の可能性があります。
この時間が長いほど、病気の活動性が強いと言う指標になります。
病気が進行すると、関節の骨や軟骨が破壊され、変形が起こり、関節の可動域(関節を動かせる範囲)が狭くなっていきます。
手指が小指側に曲がる、足の指が外側に曲がる(外反母趾)、肘や膝が十分に伸ばせなくなる(関節拘縮)などが起こります。
また、首の関節が侵されて、首の後ろの痛みや、指先のしびれなども起こります。
全身症状としては、疲れやすさ、脱力感、体重減少、食欲低下などです。
合併症としては、肺に水が貯まる肺線維症、肺炎、心筋梗塞、腸閉塞、涙や唾液が出にくくなるシェーグレン症候群などがあります。

5) 診断
関節リウマチは、発病してなるべく早い時期に診断し、治療を始めることが重要です。
関節リウマチの分類(診断)基準を示します。
① 1つの以上の関節の腫れ(滑膜炎)がある。
② 関節の腫れの原因がほかの病気ではない。
罹患関節
   大関節1ケ所                0
   大関節2~10ケ所              1
   小関節1~3ケ所               2
   小関節4~10ケ所              3
       11ケ所以上                 5
   血液検査
      リウマトイド因子陰性かつ抗CCP抗体陰性   0
      いずれかが低値陽性              2
      いずれかが高値陽性              3
   炎症反応(炎症の勢いを示す数値)
      CRP正常かつ赤沈正常             0
      CRP、赤沈(赤血球沈降速度)の何れかが異常  1
   症状の持続
      6週間未満                   0
      6週間以上                   1
   合計6点以上で関節リウマチと診断できます。
   ※大関節:肩、肘、股、膝、足関節
   ※小関節:手指、足指、手関節など

6)検査
  血液検査での、リウマトイド因子、赤沈、CRPや、手のレントゲン検査などがあります。
  リウマトイド因子は、関節リウマチ患者の80~90%で陽性となります。しかし、リウマチ以外の病気や健康人でも陽性となることがあるため関節リウマチ特有な検査とは言えません。
さらに、炎症の程度を見るために、CRPや赤沈検査を行います。
リウマチ因子は発症早期では陰性のことがありますが、抗CCP抗体は早期から陽性化するため、早期の診断には有効です。
血液検査以外では、レントゲン検査、CT検査、MRI検査、超音波(エコー)検査などを行います。

7) 治療
リウマチの治療の目標は以下の通りです。
① 症状を緩和する。
② 関節の破壊や変形を予防する。
③ 破壊された関節の働きを再建する。
④ 身体機能を保持する。
⑤ QOLを維持する。
⑥ 寛解状態に導く。
治療法は以下の3つがあります。
1)薬物療法
① 非ステロイド抗炎症薬(消炎鎮痛剤)
② 副腎皮質ステロイド(ステロイド)
③ 抗リウマチ薬と免疫抑制剤
④ 生物学的製剤
⑤ JAK阻害剤
2)手術療法
3)リハビリテーション

8)生活上の注意
① 安静
関節リウマチの活動性が強い時は、微熱があり疲れやすくなります。
炎症の強い関節は、熱感があり、安静にしても痛み、関節を動かすとさらに痛みが強くなります。
関節リウマチは関節だけの病気だけではなく、全身性の病気なのです。従って、関節の安静だけでなく、全身の安静も必要です。睡眠を十分に取ると共に、昼間も疲れたら昼寝をし、休養を取ることが重要です。
関節リウマチ患者は、30~50代の女性に多く、概ね主婦なので、午前中の家事がかたずいたときや夕食の支度にとりかかる前に臥床して休息を取ると良いです。
関節の腫れと痛みが強い時には、関節の安静を保ち、変形を防止する意味で、補装具で関節を固定することもあります。その場合でも、1日に1回は関節を動かし、関節可動域が低下しないように努めることが重要です。
関節リウマチの活動性が治まり、関節痛が軽い時は、出来るだけ普通の生活を送ってよいですが、その際でも、疲れが強くなったり、関節痛が強くなる前に十分な休養を取ることが重要です。
② 保温
関節を冷やすと関節痛が強くなることがあります。寒い季節はもとより、夏も冷房の風が直接当たるのを避けて、長袖、長ズボン、ブランケットなどで関節部位の保温に気を付けましょう。


「あっ!最近、関節が痛く腫れてきたぞ。朝、手の動きが悪いぞ。なんだか体がだるく微熱があるぞ。」と思ったら、関節リウマチかもしれません。血液検査にて簡単に診断することができます。気になる際は、是非、御相談ください。
 
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