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みやび内科・眼科クリニック

みやび内科・眼科クリニック診療受付時間
午前10:30~12:30 午後14:30~19:00
※火曜午後・木曜は往診のため休診 ※土・日・祝日診療

診療科目

眼科 内科

診療内容

【眼科】
●結膜炎・ものもらい
●眼アレルギー・花粉症
●ドライアイ・眼精疲労
●涙点プラグ
●眼鏡処方
●コンタクトレンズ処方
【内科】

●糖尿病・高血圧・痛風・呼吸器
アレルギー・消化器・
甲状腺など

●X線検査
●心電図検査

●インフルエンザほか
ワクチン接種

●健康診断(企業・高齢者)
●往診(在宅診療)

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内科に関する情報です

認知症 [16.06.02]

認知症

1) 定義、概念
認知症は、先進諸国の中でも高齢化率が高いわが国では、重要対策として位置づけられており、今回、(新オレンジプラン)として立ち上げられました。
認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)と名付けられています。
(新オレンジプラン)の基本的な考え方は、認知症の人の意思が尊重され、出来る限り住み慣れた地域の良い環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す。となっています。
私たちは、認知症の人を単に支える側と考えるのではなく、認知症の人が認知症と共により良く生きていくことができるような環境整備が必要です。
高齢者の約4人に1人が認知症の人またはその予備軍といわれています。
統計上、H24年462万人(約7人に1人)ですが、H37年には、約700万人(約5人に1人)に増加するといわれています。
認知症とは、記憶障害とそれ以外の認知機能障害があり、それにより日常生活に支障をきたしている人を認知症といいます。

2) 認知症を来す原因疾患
(1) アルツハイマー病
主症状は記憶障害で、次第に(数年の間に)、失語、失行、失認が出現し、物事を順序立てて行うことができなくなる遂行機能障害が見られます。
記憶障害の中でも、自分の行動に関係した過去の記憶の低下が特徴で、これらの記憶障害に対して、「取り繕い」、「作話」などによる言い訳が見られます。
緩やかな発症と進行性の経過も重要な特徴です。
アルツハイマー病の診断基準を示します。
A) 以下の両方により、明らかに多彩な認知機能障害を起こしている。
(1) 記憶障害
(2) 以下の認知機能障害の中で少なくとも1つ以上が存在する
(a) 失語 (b)失行 (c)失認 (d)実行機能障害
B) Aにより、発病前の状態と明らかに異なり、社会的又は職業上、著しい障害を引き起こしている。
C) 認知機能障害の経過が緩やかで、進行性の特徴がある
D) Aの認知機能障害は、以下のいずれのものでもない
(1) 認知障害を引き起こす可能性がある中枢神経系疾患(脳血管障害、パーキンソン病など)
(2) 認知障害を引き起こす可能性がある全身性疾患(甲状腺機能低下症、高カルシウム血症など)
E) 出現した障害は、せん妄によるものではない
F)  出現した障害は、大うつ病、統合失調症などの精神疾患によるものではない

   (2)脳血管性認知症
脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)に伴って認知症を発症した場合の総称です。
通常、脳梗塞を繰り返した中で発症することが多いです。
麻痺などの運動障害を伴うことが多く、人格は最後まで保たれている場合が多いです。

(3)レビー小体型認知症
       認知症の約10%を占めています。
       認知機能に変動見られ、鮮明な幻視(人や動物などが見える)などの視覚的な症状を呈するのが特徴です。
       レム睡眠時(睡眠には、90分に1回レム期があります)に行動異常が出現することがあるといわれています。
       ※REM(レム)とは、rapid eye movement 迅速に眼球が動く という意味です。

   (4)前頭側頭葉変性症
     以前に言われていたピック病が、この疾患の中核です。
       初老期に発症し、特徴的な症状として、常同行動、食行動異常、失語症などが見られ、また、発症初期には記憶障害が目立たないのも特徴です。

3) 鑑別疾患
(1) せん妄
入院などの環境変化や、電解質異常などにより、高齢者で認知症様症状を呈することがあります。
発症が急激で、意識レベルや認知機能が変動するのが特徴で、原因がなくなれば認知症状も消失します。

(2) うつ病
うつ病により集中力が低下し、物忘れが出現します。
高齢者では、抑うつ症状が目だたず、身体的な訴えが多い場合があります。
抗うつ薬を投与し、症状が軽減すればうつ病の可能性が高いです。

(3) 薬剤の副作用
睡眠薬、H2受容体拮抗薬(胃薬の一部)、抗コリン薬などでは、記憶障害などの副作用が出現する薬剤もあります。
(4) 老化による物忘れ
認知症では、病識が乏しく、症状に対して深刻さが無いため、自ら受診するよりも家族に連れられてくる場合が多いですが、老化による物忘れの場合は、自ら物忘れを自覚しているため、自分自身で医療機関を受診することもあります。
また、認知症の記憶障害では、「体験したこと全て」を忘れてしまうのが特徴で、例えば、昼食に食べたものを忘れるのではなく、昼食を食べたこと自体を忘れてしまいます。物忘れに対しても自覚がなく、思い出せない部分に関しては、作話することが多いです。
一方、老化による記憶障害は、記憶の「再生」の障害であり、忘れたことを思い出そうと努力します。あるいは、その時に思い出せなくても何かの機会に不意に思い出すことがあります。

(5) 治療可能な認知症
甲状腺機能低下症、電解質異常などの内科的疾患は、血液検査にてわかります。
正常圧水頭症(くも膜下出血術後などに起こります)、慢性硬膜下出血(頭部打撲により脳表面の血管が切れて血が貯まる疾患)などの脳外科的疾患は、CTやMRIにてわかります。
正常圧水頭症では、認知症以外に、尿失禁や歩行障害が見られます。
慢性硬膜下血腫では、はっきりしない場合も多いものの、転倒などの頭部打撲のエピソードがあることがあります。認知機能が急激に悪化したり、歩行障害を伴うことがあります。

 4)管理、治療
   以下の疾患は、神経変性性疾患のため、根治療法が無いので、QOLを維持するための支援が目標となりますが、症状の進行を遅らせる薬はあります。
(1) アルツハイマー病
現在、抗認知症薬は数種類あります。これらを使用します。
(2) 脳血管性認知症
高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、心房細動などの危険因子の管理を徹底します。再発防止のため、抗血小板薬や抗凝固薬を使う場合もあります。
(3) レビー小体型認知症
抗認知症薬が有効です。

  ※認知症では、診断や治療のもならず、家族ケア、社会資源の活用、本人への告知や終末期の迎え方などの倫理的な問題と、成年後見人制度による財産管理などの法的な問題もあり、医療以外のケアの部分が重要になってきます。
  ※車の運転、火の取り扱い、悪徳商法などへの勧誘の危険性もあります。

「あっ!なんか最近、物忘れが多いぞ。夜動き回ることがあるぞ。なんか前より何でもやれなく
なってきてるぞ。」と感じたら、認知症かもしれません。治療で治る認知症もあります。進行を遅
らせる薬もあります。是非、ご相談ください。
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