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みやび内科・眼科クリニック

みやび内科・眼科クリニック診療受付時間
午前10:30~12:30 午後14:30~19:00
※火曜午後・木曜は往診のため休診 ※土・日・祝日診療

診療科目

眼科 内科

診療内容

【眼科】
●結膜炎・ものもらい
●眼アレルギー・花粉症
●ドライアイ・眼精疲労
●涙点プラグ
●眼鏡処方
●コンタクトレンズ処方
【内科】

●糖尿病・高血圧・痛風・呼吸器
アレルギー・消化器・
甲状腺など

●X線検査
●心電図検査

●インフルエンザほか
ワクチン接種

●健康診断(企業・高齢者)
●往診(在宅診療)

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内科に関する情報です

マイコプラズマ肺炎 [16.08.17]

マイコプラズマ肺炎

(概念)
マイコプラズマは、細菌より小さく、ウイルスより大きく、ウイルスと細菌の中間に位置する微生物ですが、ウイルスに近い微生物と位置づけることもあります。
マイコプラズマは、細菌のように細胞膜を持っておらず、細胞膜を破壊することで細菌を殺すタイプの抗生剤(ペニシリン系やセフェム系など)は効果ありません。また、ウイルスのように他の生物の細胞内で増殖するのではなく、細菌と同様に自分の力で増殖します。

(疫学)
1歳までに40%の子供が、5歳までに65%、大人までに97%がマイコプラズマに感染しています。
5歳未満の幼児では、たとえ感染しても症状は軽いか無症状の場合が多いです。
マイコプラズマは、一度かかると一生かからないような終生免疫の獲得はできません。従って、何度もかかる可能性があります。
以前は、4年に1度流行を繰り返し「オリンピック病、オリンピック熱」と呼ばれていましたが、最近では、規則的な流行はなく、毎年のように発生し患者数も増加傾向にあります。
発生時期は、秋から春にかけて多いですが、1年を通して感染の報告があり、2000年以降は、発生数は毎年増加傾向にあります。
患者の年齢は、幼児期、学童期、青年期(5歳から35歳)が中心です。
マイコプラズマは市中肺炎(一般の肺炎)の原因菌としては、肺炎球菌に次いで多い微生物です。
高齢者に多い肺炎の原因菌は肺炎球菌ですが、若い方の肺炎の大部分を占めているのがマイコプラズマです(非定型肺炎と呼ばれています)。

(潜伏期間)
マイコプラズマの潜伏期間は、2~3週間(14~21日)と非常に長いです(例えば、インフルエンザの潜伏期間は2~3日です)。
従って、集団の中で感染者が発生すると、流行が数ケ月続く場合もあります。
アメリカでは、マイコプラズマ肺炎のことを「歩く肺炎」と呼ぶことがあります。
これは、肺炎患者の中でも症状が軽く、入院を必要としない場合が多く、歩いて通院治療を受ける患者が多いためです。しかし、重症の肺炎となる場合もあります。
※免疫力が強いほど、肺炎になりやすいのです。

(症状)
初期症状は風邪様症状、つまり、発熱(39度以上の高熱が出ることもあります)・疲労感・のどの痛み、吐き気・嘔吐・下痢などの消化器症状、耳の痛みなどの中耳炎症状、咳・筋肉痛・関節痛・などが見られますが、症状の発現には個人差があります。
咳は、初期は痰を伴わない場合が多く乾いた咳ですが、次第に咳は強くなり、痰を伴う咳になります。解熱後1ケ月以上咳が続く場合もあります。
子供の約10%、若い成人の約2%で肺炎が見られます。

(検査)
感染にも係らず白血球数(10000以下)やCRP(炎症反応:5以下)は上昇しないことが多く、一過性の肝酵素(ALT、AST)の上昇が約30%に見られます。
検査は、血液を用いた血清抗体価測定法がありますが時間を要するため、IgM抗体を迅速に検出するキッドがあります。

(治療)
前述の如く、細胞膜を破壊する抗生剤(β-ラクタム系)は無効です、タンパク合成阻害作用のあるマクロライド系やテトラサイクリン系、ケトライド系の抗生剤が有効です。
しかし、マクロライド系は耐性株(薬が効かない耐性菌)が出現しており、小児科領域では、約40~60%に及んでいると言われています。
マイコプラズマ肺炎は比較的良好な経過を取りますが、時に急性呼吸不全を起こす重篤な例も見られ、その際は、抗菌剤と共に副腎皮質ステロイドの併用を行います。

(合併症)
鼻炎、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎、膵炎、溶血性貧血、心筋炎、関節炎、ギラン・バレー症候群、スチーブンス・ジョンソン症候群などが見られます。

(予防)
感染者の咳やくしゃみ等の飛沫を介して感染するため、一般的なマスク、手洗いを行い感染者に近づかないことです。
免疫力や体力をつけるため、バランスのとれた食事をとり、充分な睡眠をとることです。
※原則、薬剤の予防投与は行いません。
※予防のためのワクチンは現在ありません。

(消毒)
1%次亜塩素酸ナトリウムや70%エタノールなどが有効です。

「あっ!なかなか咳が止まらないぞ。家族や職場で咳が続いている人がいるぞ。市販薬や抗生剤が効かないぞ。」と思ったら、マイコプラズマに感染している可能性があります。当院では、マイコプラズマの検査キッドもあります。是非、受診下さい。
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