プラセンタとは

プラセンタとは、胎盤から抽出された成分で、豊富な栄養素や成長因子が含まれており、健康や美容に様々な効果が期待されている成分です。

胎盤は、妊娠中に母体から胎児に必要な栄養素を供給し、成長をサポートする役割を果たしており、この中に含まれる栄養素が豊富であることから、プラセンタは「生命の源」とも呼ばれてい ます。

現代においてプラセンタは、化粧品やサプリメント、注射など様々な形で取り入れることが可能で、日々のケアにおいて健康と美しさをサポートする成分として人気を集めています。

メリット

次の様な点が期待できます
  • 疲労回復・体力増強
  • 美肌・アンチエイジング効果
  • ホルモンバランスの調整
  • 自律神経機能の改善
  • 免疫力の向上
  • 肝機能のサポート
  • 結構促進・新陳代謝アップ

デメリット

次の様な点にご留意ください
  • 注射部位の腫れや発疹、まれにアレルギー反応が起こる可能性があります
  • 日本で医療用プラセンタ注射を受けた場合、献血ができなくなるなどの制限があります
  • 一度の治療だけで劇的な変化を得るのは難しく、一定期間、継続的に受けることで効果を実感しやすくなる場合があります

プラセンタ料金

1A 1,000円
2A 1,500円
3A 1,900円
4A 1Aあたり400円
(4A以上は静脈注射)

にんにく注射とは

にんにく注射とは、ビタミンB群やビタミンCを中心とした成分を配合した注射で、特に疲労回復や体力増強を目的として多くの方に利用されている美容健康サポートです。飲み物やサプリメ ントに比べて即効性が高いとされ、疲労やストレスが蓄積したとき、また活力を取り戻したいときに最適な選択肢です。注射の頻度や成分の調整もできるため、個々の体調や目的に合わせたケ アが可能です。

「にんにく注射」という名前は、注射に含まれるビタミンB1が独特のにんにくのような匂いを感じさせるため名付けられましたが、実際ににんにくが含まれているわけではありません。

メリット

次の様な点が期待できます
  • 疲労回復をサポート
  • 集中力・体力維持
  • 肩こりや筋肉痛の緩和
  • 比較的即効性がある

デメリット

次の様な点にご留意ください
  • 注射時や注射後しばらくは、ビタミンB1特有のにおいが鼻や口から感じられることがあります
  • 注射部位に痛みや内出血、腫れが生じることがあります
  • アレルギーが起こる場合がある
  • 即効性は感じやすい一方、効果が長く続くかどうかは個人差や生活習慣によります

にんにく注射料金

ビタミンB1

ビタミンC
1,000円
プラセンタ1A

ニンニク注射
1,500円
プラセンタ2A

にんにく注射
2,000円

白玉注射とは

白玉注射の「白玉」という名前は、その効果から「白い肌を目指すための注射」として呼ばれるようになりました。

美白や肌の透明感をサポートする目的で多くの方に利用されているグルタチオンを主成分とする美容注射です。

グルタチオンは、体内で生成される抗酸化物質であり、活性酸素を除去して細胞の酸化を防ぎ、肌の老化を抑える働きを持っています。

また、肝機能のサポートや解毒作用もあり、身体全体の健康をサポートする成分としても知られています。

白玉注射は、免疫力向上や疲労回復効果も期待されており、美容面だけでなく健康面でも役立つと言われています。

メリット

次の様な点が期待できます
  • 美白・透明感の向上
  • エイジングケア効果
  • デトックス効果
  • 免疫力向上
  • 疲労回復
  • 施術後の即効性

デメリット

次の様な点にご留意ください
  • 注射部位に一時的な痛み、腫れ、内出血が生じる場合があります
  • 注射後は比較的早く効果を感じやすい反面、効果が持続する期間や感じ方は人によって異なります
  • アレルギーが起こる場合がある
  • 即効性は感じやすい一方、効果が長く続くかどうかは個人差や生活習慣によります

白玉注射料金

グルタチオン

ビタミンC
3,500円

ヒト幹細胞培養上清液
(エクソソーム)とは?

幹細胞を培養する過程で生じる分泌液で、タンパク質や成長因子(サイトカイン)など多彩な有効成分を含みます。

近年注目を集める幹細胞移植はコストや法規制上の課題がある一方、幹細胞そのものではなく培養上清液を用いる治療は比較的費用が抑えやすく、製品規格が整備されている点から今後の普及が期待されています。

培養上清液には、老化抑制が期待される成長因子、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれますが、なかでも細胞間コミュニケーションに重要な役割を果たすエクソソームが近年特に注目を集めています。

メリット

次の様な点が期待できます
  • 細胞修復や再生をサポート
  • 細胞移植不要・リスク軽減
  • 幹細胞移植より比較的費用を抑えられる
  • アンチエイジング・美容効果

デメリット

次の様な点にご留意ください
  • 効果の現れ方や実感には個人差があります。症状やライフスタイル、年齢などにより、効果が出やすい方と出にくい方がいます
  • 妊娠中や授乳中の方、悪性腫瘍の治療中の方は治療を受けることができません
  • 当日からシャワー、洗顔、軽い運動は問題ありません。 ただし、激しい運動や過度な飲酒は、治療効果への影響や体調を考慮し、数日控えることをおすすめします。
    注射部位や点滴部位に大きな負担がかかる行為(マッサージや強い圧迫など)は避けてください

当院が採用する臍帯幹細胞由来 幹細胞培養上清液の特長

1.日本品質(研究用試薬)
国内の指定医療機関で、日本人ドナーから採取した臍帯幹細胞組織を使用

高品質かつ国産の材料で安心感を提供
2.徹底した安全
非常に厳しい検査基準をクリア

細胞の培養工程全体で感染対策の基準を遵守

安全性を重視した管理体制で患者様に安心をお届け
3.感染リスクを抑える工夫
フリーズドライではなく、リスクの少ない冷凍品を採用

製造後1か月以内に使用し、常に新鮮な状態をキープ
4.品質管理への取り組み
-80℃の超低温フリーザー(データロガー付き)で厳重保管

治療直前に自然解凍し、高い品質を維持

蓄電池の完備により停電時も万全の対策

治療の流れ

1.カウンセリング・診察
医師や専門スタッフが、患者様の症状や目的をヒアリングし、治療内容や期待効果、リスクなどを丁寧に説明します。

必要に応じて血液検査や健康状態の確認が行われる場合もあります。

その後、患者様と医師の合意ができた場合に、幹細胞培養上清液による治療へ進みます。
2.治療プランの策定
患者様のご希望と身体状況を踏まえ、幹細胞培養上清液を用いた施術内容(注射や点滴など)を決定します.

必要な回数や期間、費用などについても具体的にお伝えします。
3.施術(注射・点滴・塗布など)
幹細胞培養上清液(エクソソームを含有)を、医師やスタッフによる安全な手法で投与します。

美容目的の場合は顔や頭皮などへの局所注射、全身的なアプローチとしては点滴など、目的に応じた方法を選択します。
4.アフターケア・フォローアップ
施術後の身体の変化を確認し、必要に応じて生活習慣のアドバイスや追加施術の提案を行います。

ダウンタイムや副作用が少ないとされていますが、まれに注射部位の腫れや赤みが生じる場合は、適切な処置を行います。

幹細胞培養上清液料金(1回の投与量)

1バイアル 33,000円
2バイアル 66,000円
3バイアル 99,000円
4バイアル 132,000円
5バイアル 165,000円

培養上清について

幹細胞培養上清は再生医療等安全性確保法によって再生医療には規定されていません。
また、単一の成分ではなく混合物であるため、医薬品を規定する法律(医薬品医療機器等法)では医薬品にも分類されません。
そのため、現在は研究用試薬として製造、販売され、医療機関において医師の裁量のもと治療に利用されているのが一般的です。
幹細胞を利用した再生医療と異なり、法に基づく所定の手続きなども不要なため、多くの医療機関に普及しています。
(一般社団法人 日本臨床培養上清研究会HPより抜粋)

よくある質問

Q1.ヒト幹細胞培養上清液(エクソソーム)の製造施設について、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の指定施設やCPC(細胞培養加工施設)で作られていないと問題があるのでしょうか?
A.現在の日本の法規制(「再生医療等安全性確保法」や「医薬品医療機器等法」など)では、細胞を扱う再生医療であればCPCに準拠した施設やPMDAの許認可が必要になるケースがあります。しかし、培養上清液(エクソソーム)を用いた施術や製品のすべてが必ずしもPMDA指定施設での製造を義務付けられているわけではありません。

いずれにしても、幹細胞由来の製品は安全性に十分配慮が必要です。ドナーのスクリーニングや複数の検査項目をクリアするなど、適切な品質管理を実施している製造元・医療機関を選ぶことが重要と言えます。
Q2.培養上清液(エクソソーム)の製造に、血清(FBS:ウシ胎児血清)を使っているケースがありますが、安全性や感染症のリスクは大丈夫でしょうか?
A.幹細胞を培養する初期段階では、細胞の増殖や機能維持をサポートするためにFBSを使用するケースがあります。一方、後期の工程では無血清培地に切り替えることで、最終製品中に含まれる血清成分を限りなく低減しようとしている製造元も少なくありません。

実際、再生医療製品の多くはFBSを使用しているのも事実で、血清を使うこと自体が一概に「悪い」というわけではありません。
ただし、血清中に含まれる成分や微量な物質の影響を懸念する声もあるため、高品質グレードのFBSを使う・厳格な検査を行うなどの安全対策が取られているかを確認することが大切です。
Q3.培養上清液(エクソソーム)の感染症リスクを確認するため、納品のたびに検査証明書を出してくれるところはありますか?
A.メーカーや製造元によって対応は異なりますが、納品の都度、感染症の有無を示す証明書を発行していない場合も多いようです。
しかしながら、多くの製造元では、安全性を担保するためにドナーの健康状態を厳しくチェックしたり、製造工程で細菌やウイルスなどの汚染を確認する検査を実施しています。購入・利用時には、製品に関する安全性のデータや検査結果の有無について、しっかりと確認しておくと安心です。
Q4.ヒト幹細胞培養上清液(エクソソーム)には、どのような効果が期待できますか?
製造元や研究者による検証・研究では、下記のような可能性が報告されています。

細胞増殖の活性化・組織修復サポート
抗炎症作用
美容・アンチエイジング(しわ対策、肌のハリ向上など)
血行促進、疲労回復サポート
関節・筋肉の痛み軽減
神経系や免疫系への作用(認知症やアトピーなどへの応用研究も進行中)
ただし、これらの効果はまだ研究段階であり、確立した医学的エビデンスが十分ではないというのが現状です。実際の効果や副作用は個人差が大きく、正式に“治療効果”として認められているわけではない点にご留意ください。